【お金】株は損するというけれど、預金してても損します【超入門】
一年前くらいから、お金や株に関する本を読んでいます。といっても、好きな小説や新書を5,6冊読んだら合間に一冊軽く読むくらいの頻度ですが。
読み始めるきっかけとしては、自己啓発本やらにビジネス書に「お金の勉強はしとけ」って書いてあったからです。それも一冊じゃないです。
そんなわけでお金に関する本を読んでいるわけですが、読んでみると面白い!
特にお金の仕組みや成り立ちは面白いですね
そんなわけで周りの友達にお勧めするわけなんですけどなかなか引っかかりません…。
ワケを聞いてみると「株で儲けられるほど甘くねえ」みたいな理由が主です
要は「損しそう」ってとこでしょうか
ということでこの記事ではそんなことないよ、預金してても損しちゃうかもよってことを伝えたいです
※この記事はお金の知識が豊富な人にはあたりめーだろで終わってしまうのでブラウザバック推奨です
何もしないでもお金の価値が下がる時
株に手を出すと、損して痛い目を見る。というのが常識として世間に根付いています。
確かに安易に情報収集を怠って株に手を出すと痛い目を見るのは明白でしょう
だからといって株に手を出さなければ、損をしないというわけではありません。
物価の上昇です。
購入した金融商品が値下がりするのも損なら、何もしないでお金が目減りするのも損です
給料が上がらないのに消費税や原油価格によってモノの値段が上がれば結局お金の価値が目減りします
物価が上昇すると、額面が変わらずともお金の価値は下がりますよね
例えば、パン一個100円だったのが、物価が上昇してパン一個1000円になったとします。
もともと100円あれば買えたのに上昇後は値段の十分の一になってしまいました。また、上昇後、1000円でパン一個に対し、上昇前はパンを10個も変えました。
このように物価上昇によってお金の価値が目減りしてしまうのです。
預金しとけば損しないってわけでもないんです
インフレの仕組み
インフレとはインフレーションの略
そもそもインフレーションというのは、簡単に言うと「物やサービスの値段が上がること」です。要は物価上昇ということですね。
物価が上昇すると相対的にお金の価値が下がってしまいます
インフレが加速すると生活が困窮してしまいます。その代表といったら第一次大戦後のドイツがあげられるでしょう。
なんとインフレ開始から物価が落ち着くまでの五年間でドイツの物価は約一兆倍にも跳ね上がりました。(インフレが過度に行き過ぎるのをハイパーインフレと言います)
具体例を挙げると、コーヒーを飲むのにトランク一杯分の紙幣が必要だったのが、飲んでいる間にインフレが加速してトランク二杯分になったというようなことが実際にあったそう。
ドイツの例はあまりに極端ですが、お金の価値が変動するということはわかっていただいたと思います。
ドイツのインフレの原因は敗戦のよる賠償金支払いのため紙幣を大量発行したことです。そこから「ドイツってやばいんじゃね?」と信用が落ちインフレが加速しました。
身近に起こりうるインフレ要因としては、「お金の流通量が多くなる」「モノが少なくなる」です
例えば、減税、社会保障・公共事業の増加などです。
こうして株に手を出さずとも、預金をしている人は損をするわけです(逆に借金している人は歓喜っす)
対策
預金がダメなら、じゃあインフレからどうやって資産を守るか
インフレ時代には、物価上昇に合わせて価格が上昇する所品に投資するのが基本です。具体的には、金、外貨、株式、不動産などです
実際にインフレを先読みし借金で不動産を購入する投資家もいるそうです。
もちろん分散投資をしながら資産を守ります
まとめ
株だけが損をするというわけではなく、預金していても結局は損をするときは損をするのです。
ならば、金融リテラシーつけておいて絶対に損はないはずです。僕もまだまだですが、これからはより一層、金融に焦点を当てて知識を取り込んでいこうと思います